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冷蔵庫の容量表示に隠されたトリック [その他]

コンピュータ関連ではないのですが、ちょっと驚いたことがあったのでメモっておきます。

昨年の夏、エコポイント終了前に冷蔵庫を買い替えました。購入したのは、東芝製の365リットル(型番:GR-B37G)の5ドアタイプでした。

この冷蔵庫がちょうど1年になる今年の夏に、ある不具合が発生し、本体ごと交換することになりました。しかし、同じ型番の冷蔵庫は製造中止なので、後継で在庫がある427リットル(型番:GR-D43G)の同じ5ドアタイプになるとのことでした。

カタログスペックでは、容量が62リットル増と大容量になり、奥行きが3cmほど長くなります。しかし、幅と高さは変わらずで、消費電力が年間130kWhも少なくなるので、オファーを受けました。

ところが、カタログの数値を細かく見ていくと、定格内容積は62リットル増えるのですが、実際の食品収納スペースは4リットルしか増えないことが判明しました。
早速、東芝に電話して確認したところ、中の容器の形状の違いで収納スペースが全体の容量に対して小さくなっていると、事実でしょうが何か納得のいかない回答でした。

まあ、部屋は若干狭くなりますが、消費電力がかなり抑えられているので良しとするしかないです。。。

以下に、実際のカタログに載っている仕様を書き出しました。定格内容積と食品収納スペース目安の違いを見てください。

冷蔵庫の購入を検討されている方は、表面上の容量表示ではなく食品収納スペースの蘭を確認することをおすすめします。


GR-B37G

定格内容積 [食品収納スペース目安] (リットル)

冷蔵室:213 (内チルドルーム18リットル)
冷凍室:78 [60]
製氷室:12 [5]
野菜室:62 [52]
-----------------------
トータル:365 [330] ←この[ ]の数値に注意 

外形寸法(mm) 幅 600 × 奥行 643(最大 668) × 高さ 1,818
製品質量(kg) 86

年間消費電力量(kWh/年) ※06年新測定方法(JIS C 9801-2006年)390/390
定格消費電力(W) 電動機:110/110 電熱装置:123/123


GR-D43G

定格内容積 [食品収納スペース目安] (リットル)

冷蔵室:217 (内チルドルーム20リットル)
冷凍室:103 [57]
製氷室:7 [4]
野菜室:100 [56]
-----------------------
トータル:427 [334] ←この[ ]の数値に注意

外形寸法(mm) 幅 600 × 奥行 682(最大 693) × 高さ 1,818
製品質量(kg) 84

年間消費電力量(kWh/年) ※06年新測定方法(JIS C 9801-2006年) 260/260
定格消費電力(W) 電動機:110/110 電熱装置:101/101

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